【ブログで自己肯定感を高めた日記 19】転勤して生活が変わる

会社以外に外の世界に人のつながりが出来、
だんだん気持ちも安定し始めた2016年の春の話に進みます。

最も辛い時期を一山超えた感に安心していると、更に良い事件が起こりました。
それは……

復活!

冬も明けて、気持ちが落ち着いてきた季節。
薬もだんだん抜けてきました。「不安になった時だけ、抗不安薬を飲んでください」 と言われるようになったので、随分体も心も楽になっていきました。

ある日、本社の上役が仙台営業所に来るとのこと。
しかも、私の顔を見るなり

「ちょっと時間良いか?」

えっ?何?
会社の外に連れ出される。何故か仙台営業所の所長もついてくる。

何だろう……。とうとう解雇?
担当エリアをまた減らされる? 何か怒られる?? なにか悪いことしたっけ。

「本社へ転勤を命じる」

短く言い渡された。
待ちに待った言葉だ。
思わず顔がほころんだ。



ただ、続いた言葉は少し不穏な気配がした。

「担当エリアは、T市です」

T市。

まさか。“鬼門” と呼ばれるT市に行くんだ。私。


T市というのは、首都圏郊外にあり、研究活動の活発な都市です。
歴代の営業担当の成績は悪くなく、むしろ目立つ功績が残るエリアでもありました。

しかし。しかしですよ。

ジンクスがあるんです。

【T市を担当した者は、1年以内に退職する】

恐ろしい。

私が入社して以来、立て続けに担当者が1年未満で退職。
会社も3年前に諦めた。今は担当者不在。

そんな場所。

そして関係者も1年未満で身内の不幸などが起き不穏すぎる地域です。

しかしそうやって放置していたため、他社のシェアが徐々に伸びはじめ
失注報告が見逃せない状況になってきた。

このままではいけない、でも、社員に辞められるのは困る。

……ン? 辞められても困らない社員が一人いるな。


ということで

「千晶、行け。」


事実上の解雇通知ですよね。

「T市……T市……」
戸惑い、家に帰った後もぶつぶつと続けた私ですが、

でもなぜか、心のどこかで
「T市に行けば絶対成功する」
という声が聞こえていました。
(多分彼の声でしょう。彼については次回お話します。)

心の声には従うのみ。
早速深夜、荷物を片づけ始めたのでした。

ザ鬼門・T市に上陸

「そうだ、T市に行こう!」
T市であろうが何であろうが、勤務先は東京!
帰りたかったよ~!帰ってきたよ~!!

そして、私はT市にやってきた!
田舎ではあるけどスゲー! テレビ東京が視聴できる! 東北とは違うわ~!!

なんだかんだ言って、結局はしゃぎまわった私でした。

もちろん最初は楽ではなかった。
これまでみんなが忌み嫌っていた土地。

そんな場所なので、完全にゼロからのスタート。
競合他社は、あちこち、贔屓のユーザーを抱えています。
商売になりそうなところはどこも競合の牙城でした。

理化学業界は不思議なところで、いまだに飛び込み営業が中心です。
そして、足しげく通う業者が高く評価される、昭和感の残る業界。

そんな営業スタイルは私は結構好きではあったのですが
毎日訪問しては、何も成果が得られず、
だんだんと訪問するネタが無くなっていき少し苦労しました。

とはいえ、仙台で受けた苦痛とは全然別!
消耗品切れたら買ってくれるし、古い機器が壊れたら買い替えを検討してくれるし、
上司は優しいし、ずっと商売をしやすい土地でした。

仙台時代から取引しているメーカーさんや、T市の現場の販売店さんに助けられ、少しずつ実績を伸ばしていくことができました。

当時はなかなか出てこない結果に焦りながらも、
どこか楽観視出来たところがあったんですよね。

鳴かず飛ばずの時代を乗り越えた人が
最後の最後に活躍する。

そんな本を沢山読んで記事を書いてきたせいか、
「結果が出るまで信じて待つ」 という意識が私の中にはありました。

私の好きな「考えさせる絵」

私、この画像好きなんですよ。

一つ目の画像は2人の男が立っている絵。

左の男にとっては世間がお花畑に見えて、いかにも平和ボケ。
世間の問題などは全く見えていない様子です。

右の男は、本を読んでいて、お花畑の裏にある暗い世界が見えています。平和の裏になる悪人の思惑なのでしょうか。人類の幸せの裏で起きている犠牲でしょうか。
便利な生活の裏では、大気汚染や公害が起きていて……といった印象かもしれません。

本を読むことで世界のリアルが見えてくることを風刺した絵ですかね。

でもこの絵、実は続きがあったようで。

それが、2枚目の絵です。


男が更に本を読んでいくとどうなったか。
快晴の青空が広がっています。とても気持ちよさそうです。

世間の暗い現実を読み解いていったその先には、多分、
解決策や乗り越え方が見えてきているのではないでしょうか。


苦しい時は自分だけが辛い思いをしているように思いがちですが
本を読んでいくと、実は過去に誰かが似たような経験をしていて、
乗り越えられる辛さであることが判ってくる。

乗り越えられると思えると強いです。


「本当に辛い時は、不安が迫っている時ではなく
 未来が見えない時である」

と誰かがツイートしていていましたが、まさにそれだと思います。

読書することは、誰かの「乗り越え体験」を知ることであり、
その内容を自分の言葉で文字(ブログ)にすることで
さらに自分の血肉になっていくのではないかと思います。

乗り越えた私は

で、その新生活に対して、暇を持て余しながら、仕事が増えるように願いながら少しずつ種まきをして立ち向かっていったのですが
まさかまさか、半年後に大型案件が同時多発的に発生したのです。

( ゚Д゚)!!?

↑まさにこんな顔

2017年度を乗り越える中で、社長賞→MVP へと上っていく生活に入っていった私ですが
ブログ生活も新章突入するかのように、次なる段階へ進んでいきました(つづく

今日のひとこと
・読書をすると不安の中から切り抜け方が見えてくる
・本当に辛いのは不安が迫っている時ではなく、未来が見えない時