自分の書いている読書ブログの反応を知りたくなった私は、
リアルの場でのお披露目をしようと考えます。
そしてとうとう、近所で開催される読書会に初めて足を運ぶことになったのでした。
ようやく読書会に申し込むことができた
読書会に行こうと目論むも、目星をつけていた開催予定は流れてしまいました。
「もう1件候補に挙げていたところにお邪魔してみよう」
そうして早速申し込みを進めたのでした。
なお、なぜこちらを後回しにしたかというと課題本読書会だったからでした。
前回少し紹介した通り、読書会は大きく分けて2つあります。
一つは、各自好きな本を持ち込む方法。
もう一つは、1冊の本をみんなで読む方法。
自分がブログ記事にした本を紹介したいので、前者の方が良いなと考えていたのでした。
今回開催された読書会は『7つの習慣』をテーマ本として開催されていましたが、
ちょうど番外編として、前者の、各自持ち寄り型の読書会を行うとのこと。
グッドタイミング!
「どんな人が主催者なんだろう」
「読書会を開催できるくらいなんだから、バリバリに成果を上げているビジネスマンに違いない」
「うつ病で、仕事の評価も低い私が参加しても良いのだろうか」
色々不安を抱えながら申し込みボタンを押した私。
ハラハラドキドキしながら当日を待ったのでした。

読書会に特別なスキルは必要ない
読書会の当日。
陽気の良い土曜日の昼下がり。
集合場所は仙台市内の繁華街のカフェ。
指定された席に向かうと
「あの……。ちいさんですか? 読書会ですよね……」
ちいさん、というのは申し込みの時に使ったハンドルネームです。
WEBで参加者を募る読書会というものは、基本ハンドルネームで呼び合うものが多いです。
主催者さん?
え? この人?
>読書会を開催できるくらいなんだから、バリバリに成果を上げているビジネスマンに違いない
こう思っていた私と裏腹に、とても気の弱そうな、うつ向きがちなお兄さんが立っていました。
「もしかしてアナタもうつ病ですか!?ナカマ??ナカーマ!」
……などと失礼なことを言う余裕もなく(当然だ)
私も軽く会釈をしました。
なお参加者は他にはいない模様。
おそらくあのカフェで我々の席だけ、妙に暗いモヤモヤしたオーラが漂っていたに違いないと、今では確信しております。
そして2人での読書会がスタート。
「どうして読書会に来ようと思ったんですか?」
「え、えっと、最近、読書ブログを始めまして。実際にリアルな人にも本を紹介してみたかったんです」
「そうですか……」
「ハイ」
「今日持ってきた本は何ですか……」
「あ、はい! ○○という本で、△△が書かれていて、□□が勉強になりました!」
「そうでしたか……」
「ええ……」
「私は7つの習慣を読むことを推奨しています。 読みやすいマンガ版もあります。ちいさんは、読んだことありますか?」
「あ、ハイ。 私、どちらも読みました」
「あ……そうでしたか……」
「ハイ……」
「……」
「……」
……。
現場からは以上です。
初めてのお通夜読書会は、こんな形で終了しました。
記念すべきフィードバック第一号は、「そうでしたか……」。以上!
しかし彼には本当に感謝しています。
「読書会って、ずば抜けて優秀な人が参加するものだと思っていたけど、普通の人でも参加できるものなのか。気後れしなかった! 全然怖くない!」
初回でそう思わせてくれたことは本当に良かったです。
安心をした私は、東京都心の読書会に参加しようと心に決めたのでした。全然違う雰囲気で進んでいきましたので次々回のお話で。
次は1件コラムを挟みます。
(つづく)
きょうのひとこと
・記念すべき、はじめての反応は「そうですか」
・リアルで人に会うことは、怖くない!