報告書にストーリーを盛り込むだけで評価が上がる!?

報告書xストーリー性で自分をアピールする


前回に引き続き、書き方について書いていきます。

報告書の書き方についてのテンプレートはいろいろなところで出尽くしていますが、
機械的な文面では本人の頑張りや影の努力が伝わらないこともあります。
新入社員の時に「簡潔に書け」と言われた方も多いかと思うのですが、
それだけでは足りないと考えています。

一方で報告書の書き方を工夫すれば、必死に働いているところをアピールすることが出来、評価UPに繋げることもできます。

私が最も大切にしているのが「報告 × ストーリー性」です
その具体例をご紹介していきたいと思います。

会話で『今日のハイライト』を伝える


上司に報告書を見せるとき、
お客様との会話はそのものを載せたほうが良いです。
積極的に「」を使ったほうが良いです。

自分のためであり、相手のためでもあります。

例えばこう書いたとします。

販売店さんへ訪問し、販促強化をお願いしたところ、了承いただいた。

これを会話調にしたらこうです。

販売店さんへ訪問し、「今年なんとか1台実績を残したいんです!」と拡販の依頼をした。先方も「わかりました、やりましょう」と了承してくれた。


いかがでしょうか?内容と熱意が同時に伝わると思いませんか。


これは相手の思いやりでもあります。
「」で囲われた文字はどうしても目立ちます。
ニュースやスポーツ中継でハイライトの部分だけを放映しているように、報告書も必要な箇所だけを切り取って効率よく伝えることができます。

会話文だけで情報が伝われば、
読み手の読む手間や労力を省略するための配慮にもなります。

正常な情報が伝わる


「」を使うということは、主観性を抑えて、正常な情報を伝えるツールでもあります。

上司「○○の件、お客さんの反応どうだった?」
自分「9割方大丈夫だと思います」


どうでしょうか?
「9割方」というのはあくまで本人の主観であって、」
少々客観性に欠けています。

『』を使うとこうなります。

上司「○○の件、お客さんの反応どうだった?」
自分「お客様は『見積書を会計課に渡した』と仰っていました。大丈夫だと思います」


こちらはどうでしょうか?
『見積書を会計課に渡した』というのは事実ベースです。
これが本当に“大丈夫”かどうかは上司も一緒に判断することができます。

個人の感想より、現実に起きたことがより具体的に伝えられるので便利です。


負けるヒーローになる


子供の頃見たスーパー戦隊やアンパンマン、プロレスなどでも良いですが、これらのヒーローには一定の勝利法則があります。

そう、「前半は勝てない」です。

ヒーローでは無いですが、現在独裁者への道をひた走っている習近平主席も元々はパッとしない役人だったみたいですね。

人はピンチを一生懸命切り抜けている人を応援したくなる習性があります。
ヒーローズジャーニーとも呼ばれいて、物語の王道とされています。

報告書に盛り込むとこうなります。

「お客様は競合製品を検討している様子であったが、なんとか食い下がり、デモンストレーションをさせてもらうチャンスに繋げることができた」


いかがでしょうか?
「なんとか」や「繋げることができた」という文面から必死感が伝わって来て、精一杯仕事をしている様子が伝わります。

面白い話に限る

上司も人間なので

「情報の羅列」より「ストーリーのある話」に反応します。

ギリシャ神話や古事記が存在するように、人間は古来から共感遺伝子を持っていて、ストーリー性に引き付けられるものなのだと思います。

物語には一般的に、登場人物・背景・緊張・行動(アクション)・盛り上がり(クライマックス)・解決の6つの要素が含まれています。

テレビを見ているとストーリー式のCMが2016年頃から増え始めているそうです。
競合との厳しい競争に勝ち抜くためには、実力や機能だけでなく、
相手に訴えかけるストーリー性もこれからどんどん必要性を増していくのではないかと感じています。

物語をさりげなく盛り込み『報告書が面白い』と言われたらチャンスです。

今日のひとこと
・「報告書xストーリー性」 を含めば仕事ぶりが伝わる