【感想】自助論・ サミュエル・スマイルズ/著

はじめに

継続は〇〇なり。

これ、「力」以外を選ぶとしたら何が正解だと思いますか。

東大の脳科学者の大家の先生は

「継続は才能なり」

と表現していました。

継続できること、努力できることは1種の才能です。

今回はこれらに関わる本をご紹介します。

内容

努力と忍耐

最初に、本書で印象的だった箇所をご紹介します。

audioboook.jpだったので意訳です。ご容赦を。

ある王様が、著名な彫刻師に像を彫らせた。

彫刻師は手際よく10分で仕上げた。

王様「そんなに早く作ってしまうなんて、彫刻は簡単なのだな。」

彫刻師「そんなことはありません。

この早さで仕上げられる様になるまで30年掛かりました。」

偉業と呼ばれるものは簡単に見えても、

本当は努力と忍耐に裏付けられるべきだと主張するのが本書です。

努力の積み重ねがいかに大切なのか、1冊の中に100を超える事例が詰まっています。

(そもそも大量の成功事例を集めることも努力ですね)

他にも、万有引力で有名なニュートン。

彼は天才と呼ばれることを嫌います。

研究の秘訣を聞かれたとき「いつもそのことだけを考えることだ」と答えている。

リンゴが落ちてきたエピソードはセレンディピティ(偶然)として有名ですが

その下には、不断の努力が隠されていることの一例です。

どんな努力をすべきか

具体的にどんな努力をすべきかも紹介したいと思います。

・1つのことに打ち込むこと

あれこれ手をつけるより

最終的に多くの仕事が出来る

・貧乏であること

貧乏こそ上昇志向の源泉。ハングリー精神とコツコツ努力することは対である。

浪費家に取って1番の敵は自分自身。借金は人を堕落させる。克己心を持つべき。

・時間の使い方

スキマ時間を使って自己鍛錬をすることを早いうちから身につけるべき。

自堕落な生活を悔やむころには改善できないところまで来てしまっている。

まとめ

本書は、「天は自ら助くる者を助く」という有名な言葉から始まります。

1858年発行の成功談集で『学問のススメ』と並んでベストセラーだったようですね。

150年たった現代では、最短ルートで楽に成功する方法ばかりスポットライトが当たっているように感じます。

でも、地道で不断の努力を重ねて成功する方が

余程確実で楽な方法なのではないかと思います。