物事は短期間で究められる!『ULTRA LEARNING 超・自習法』から学ぶ9つの法則

「安く・速く・自力で学べる」学習法

4月から仕事の異動があり更にはコロナウイルス騒動の煽りも受けた。
急に時間を持て余してしまっている。

この時間を使って、書き手としての引き出しを増やそうと思い、
読書(と中国語の勉強)に日々奮闘している。

そんな中、奮い立たせてくれる書籍を紹介していただいた。

本書は「超・自習法」というタイトルの通り、
物事を短期間で究める手法についてまとめたものだ。

著者のスコット・H・ヤングはアルファブロガー。
自身MITのコンピューター科学の4年分のプログラムをたった1年で習得した経験を持つ。

同じように、数か月のトレーニングでスピーチのコーチに転身した音楽家の例や
数か月の学習でクイズ番組で優勝賞金を獲得した人など、
「専門性を身につけるためには時間がかかる」という概念を覆し

「短時間で専門家になれる!」と思わせてくれる著書です。

9つの原則

この自習法には9つの原則がある。

原則1 メタ学習
原則2 集中
原則3 直接性
原則4 基礎学習
原則5 階層
原則6 フィードバック
原則7 保持
原則8 直感
原則9 実験

特に私が興味をひかれたのは「原則8 保持」だ。

これは平たく言えば 「忘却しない方法」である。

特に中国語を勉強していると。単語なんてすぐに忘れてしまう。
3日連続で叩き込んで覚えたつもりになっていても、2週間後には忘れてしまっていたりする。まぁ、記憶力の欠如のおかげで再婚する人がいるらしいけどね。

記憶のメカニズムについて

◆間隔反復
→ 長く記憶しておきたければ、詰込みはしてはいけない

◆手続き化
→ 記憶を呼び起こすのではなく、自転車に乗る方法のように、体に覚えさせる方法だ。多くの学習用のスキルは手続き化できないものも多いが、「潜在的な領域は非常に多いのではないか」と期待できる言葉で結論づけている。

◆過剰学習
→「十分なパフォーマンスができるようになるのに必要な量を超え、さらに練習を重ねると、記憶が保持される期間が長くなる可能性がある」というものだ。

経験的に知っている人も多いのではないだろうか。

理想としてはこれだと思っている。

原則3に書いてあった通り

何か新しいことを学ぶときには、
得た知識をどこでどのように使うのかと自問する

というのも良いだろう。

基本は努力だよね

本書の帯には「安く・速く・自力で学べる」と謳っているが
相応の労力が必要であることは忘れてはいけない。

本書でも冒頭で断ってあるが、決して「楽して」というフレーズは入っていない。
一流のスキルを短期間でつけるのであれば、当然ながら辛さはセットだ。

それを乗り越えてでも、何か極めたいものがあるよ! という人に是非おすすめしたい。

超・自習法で得られるものはスキルだけではない。「自信」も得ることができるようだ。