世界を変えた10冊の本 (文藝春秋)池上彰

はじめに

「タイトルは知っているけど、内容は読んだことがない本」何冊ありますか?

沢山ありますよね。私も、読んでみたいけど題名しか知らない本は数えきれないほどあります。
知り合いで、有名な本は殆ど読破していて、大変な読書家の方がいるのですが「この人の読んだことがない本ってどんなだろうな~」と思っていたら三国志を知らないと聞いてビックリしたことがあります。

本書も同様に『新約聖書』『コーラン』『種の起源』『アンネの日記』などなど
有名な10冊の本を挙げて、世界をどう動かしていったかを解説してくれています。

内容

たとえばユダヤ教の国を作ろうとしたイスラエルが、なぜ世界の批判を受けながら現在も存続していられるか?その答えは『アンネの日記』にあること、

そして、そのユダヤ人弾圧の歴史は『新約聖書』がルーツになっていること、

キリスト教と別物のように扱われているイスラム教は、もともと同じ神を崇拝したものであること。

などなど、日本人にはなじみの薄い宗教という存在がいかに現在の国際社会に影響をもたらしているかを知ることができます。

科学の分野からも『沈黙の春』や『種の起源』が紹介されています。
内容はなんとなく知っている方も多いと思いますが
どのような人がどのような思いで書かれたものかなども併せて知ることができるので興味深いです。

アメリカで『種の起源』を学校で教えることを禁止している地域がある、というお話は驚きです。
個人的に種の起源に対しては、人間はサルから進化したのではなく、宇宙人が作り出したものだという説が好きですね~。

社会学的には資本論やウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』、ケインズ理論『雇用、利子および貨幣の一般理論』が紹介されています。

資本主義は意外とキリスト教徒に支持されやすいんですよね。

まとめ・感想

本書を読んだ率直な感想は

『紹介された本、それぞれ読んでみたい!』

というものでした。

とりわけ種の起源とコーランは今年中に読破してみたいですね。

なお、一昨年大流行した『LIFE SHIFT』も、15年後には
「世界を変えた10冊の本」に仲間入りしているような気がします。