30過ぎたらもう、人の脳は「他人を許せない脳」へ向かっているんです。
これを聞いてショックでした。
自分も知らずのうちに正義中毒へまっしぐら…かもしれない。
ご紹介するのは脳科学:「人は、なぜ他人を許せないのか?」より
「正義中毒」って最近よく聞く言葉。とてもインパクトあります。
「正義中毒者って何か嫌ですよね、人として未熟な感じがします。自分はなりたくない」
私はそう思っていますし、
今回は、これに共感してくれる方に向けて記事を書きました。
加齢とともに「他人を許せない」という気持ちは強くなってしまうみたいですが
その流れを遅らせる方法はあります!
今回はその方法についてご紹介したいと思います。
Contents
正義中毒とは?
そもそも、正義中毒とは何なのでしょう?
“人の脳は、裏切り者や、社会のルールから外れた人といった、わかりやすい攻撃対象を見つけ、罰することに快感を覚えるようにできています。 他人に「正義の制裁」を加えると、脳の快楽 中枢 が刺激され、快楽物質であるドーパミンが放出されます
他人のミスをバッシングすること自体
快感に思えるようにできているわけですね。怖い怖い。
さらに怖いのは、この認知構造は、依存症と同じなのだそうです。
一度ハマったら抜け出せなくなりそうですね。
じゃあどうすればいいんだよ!
と、思いますが人間の脳はちゃんとバランスを取るようにもできていました。ヨカッタ。
他人を許すカギは「前頭前野」という脳の部位にありました。
ここが発達していると、他人への寛容さを持てる仕組みになっています。
この前頭前野は20代後半~30歳にかけて発達のピークを迎えます。
若気の至り、または加齢とともに「他人を許せない」人間になりやすくなるのです。
“老人が 相手に有無を言わせず、自分の倫理だけを信じて、直情径行的に行動してしまうのは、前頭葉の 背 外側 前頭前野が衰えているから かもしれません
他人への寛容さを30歳のままキープするための習慣とは?
1.慣れていることをやめて新しい体験をする
特に難しいことをする必要は無くて
いつものメニューをやめて違うものを食べたり、
いつもと違う通勤ルートを用いる、というレベルでOKのようです。
(明日は左手で食事してみようかな(。-`ω-))
2.不安定・過酷な状況に身を置く
「過酷な」というとこちらも辛そうですが、いわば
普段と違う価値観の人と交流すること です。
老舗の世襲制の子女が自社を継ぐ前に他の企業で働く、という形なんかもこの一例です。
個人だと一人旅に出てみるとか。
本書では、「普段絶対に読まないような本を読む」ということも推奨されています。
(「鬼滅の刃(私の普段読まないような本)」読んでみようかな(。-`ω-))
3.安易なカテゴライズ、レッテル貼りに逃げない
「Aは○○だから」「Bは××でしょ」というのは
前頭前野が怠けてしまい、衰える原因になるようです。
(私も好きなんですよね、「バブル世代はこんな特徴」とか「かに座はこんな性格」とか。気を付けなきゃ)
4.余裕を大切にする
とくに、「日々忍耐!」という人は「前頭前野が働きにくい傾向」があるようです。
たとえば満員電車に長く乗る人は乗らない人よりも仕事の効率は落ちています。
少しリラックスして、いろいろ頭に浮かんでくる状態が丁度いいのかもしれません。
まとめ
時々横浜駅に行くんですけどね、
あの駅、いつも工事していて通路マップがコロコロ変わるんですよね。
他人を許せる人間になるコツはつまり
“横浜駅型の人間” (!)
日々変化! いつも変化!! これが必要なんでしょうね。
最後まで読んでいただきありがとうございました☀