【感想】蔡倫―紙を発明した宦官 (祥伝社文庫) 塚本青史

紙はこうやって発明されたのか。

と納得のいく作品であり、

宮中の正室をめぐる権力争いの人間ドラマも面白い作品。
(こっちが作者の本業かな?)

 

紙って奥深いですね。

もともと文字が木簡に書かれていたことは良く知られていることだと思いますが
その包装紙程度の扱いだったのが、”紙”だったそうです。

当時は筆で字を書くには滲んで仕舞ったり
耐久性が弱くて文字が書けなかったりするそう。

紙の作り方も水の中から漉くのでなく
始めは材料を手で伸ばしていたみたいですね


膠やミョウバン、とろろ芋などなど・・
つなぎのチョイスも大変そうです。


塚本青史作品は読んだことがなかったのですが、
中国の歴史上の人物の中でも、脇役になりそうな人物をピックアップしている作家さんで気になっていました。

今回、試しに手に取ってみたところ、面白かったです。
ほかの作品も読んでみます。

 

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