
はじめに
本日ご紹介するのは「読書はアウトプットが99%」。
私も週末に読書法コラムを書いておりますが
たいへん共感しながら読みました。
内容は以下のようなかたち。
「読後に何をするか」でリターンは10倍にも20倍にもなる
・「仕事と関係ない分野の本」が差を生む
・「まえがきの最初の3行」で買う本を選べ
・「ハウツーの10%」の実践を目指す
アウトプットって?
著者の藤井さんがいうアウトプットとは、ズバリ
「何を得たか?」です。
手に取った本から何かを吸収できたか?
という言葉に尽きると思います。
これは読書に限らず、仕事の姿勢そのものの様にも思えます。
些細な雑談をそのままスルーしてしまう人、
些細な雑談から商談につなげる人。
後者のようにありたいものです。
内容&感想
面白かったところをピックアップします。
「ワーク」をやらなければ本を理解できない
本に載っている「ワーク」を実践している人はどれくらいいるでしょうか?私は「必ずやってみる派」です。
p-93 「ハウツーの10%」の実践を目指す
私は「気になったところだけやる派」です。
実際にやってみた人は分かると思うのですが、
結構労力を要するんですよね。
本の作り手も、性格診断やクイズを作るのには労力が必要になります。
p-94
それでも載せるのはそれなりの理由があるからです。(中略)
やって見ないことには本の真意を掴めません。
ワークの作者の真意をきちんとくみ取ろうという
真摯な姿勢が印象的でした。
ほかにも、
”ワークを実際にやってみるのも立派なアウトプット”
”ドラマのロケ地などに観光スポットとしていくのもアウトプットのひとつ”
など 彼なりのアウトプットの定義もユニークです。
書評はこんなところで役立っている
書評メルマガやブログは私も購読しているのですが、
書評は読むより書くためにあるという印象が私にはあります。
どんなところに需要があるのかようやく腑に落ちました。
多忙なビジネスマンは、これ(書評)を読むだけで本のさわりを理解できるので、本屋で立ち読みするのと同じくらいの効果があると思います。
p-123 自分でも書評メルマガを出してみよう
私はサラリーマン時代、本代を稼ぐために書評を書いていました。
p-115 あなたも今すぐ書評家になれる
アマゾンが日本に上陸したばかりで、Amazonは書評を買い取っていたのです。
本を読了した後、他人がどう感じたかを調べるために書評を使ってる私には”本屋の立ち読み”という使い方は結構斬新。
今ではメジャーなAmazonが書評の買い取りをしていたことも驚きでした。