学校が教えてくれなかった戦前の歴史の裏は『日本国紀』に書かれている

私たちは何者なのか―。神話とともに誕生し、万世一系の天皇を中心に、独自の発展を遂げてきた、私たちの国・日本。本書は、2000年以上にわたる国民の歴史と激動にみちた国家の変遷を「一本の線」でつないだ、壮大なる叙事詩である!当代一のストーリーテラーが、平成最後の年に送り出す、日本通史の決定版!  (amazon 内容欄より)

面白かった。
内容紹介の通り、作家・百田尚樹氏がストーリーテラーとして
日本の歴史を振り返る本。

「あれ……?日本って、意外と素晴らしい国じゃない?」
そう思えるような内容が満載。

何が素晴らしいって、本書の約半分は
日清戦争~太平洋戦争までのエピソードが約250ページ!

日本が海外と交わした戦争の歴史は
社会の授業でも腫物を触るかのように、オマケのように扱われてきていたし
戦前を擁護するような発言をすると左翼だ(=怖い人)と避けられるし

この時代のエピソードを詳細に描くって
とても貴重で、現代ではなかなかできないんでしょうね。
起きた出来事と、それによって日本がどんなかじ取りをしていったのか。
とてもよくわかりました。

日中戦争で勝った日本は勝ちました、という話は習ったけど
その後日本は、「戦争で勝てば儲かる」と勘違いしてしまいました。
というところは習っていない。

2.26事件で青年将校がクーデター未遂を起こしました、という話は習ったけど
「政治家が軍人に対してビビるようになりました」
というところは習っていない。

GHQが終戦後の日本に対して何を行ったかというところに関しては……
もう全く習っていない。
「太平洋戦争」という言葉が終戦後に作られたこと。
「大東亜戦争」という言葉は終戦後に使用禁止にされたこと。
そういえばうちの祖父は「太平洋戦争」という言葉を使ったこと無かったよな。



なお前半は、天皇の万世一系のお話し。
実は天皇は一系ではなかった?
古代の天皇家を滅ぼして、神武天皇が新たな天皇の系統を作ったのでは?という仮説は初めて知りました。面白い。
神話的なのも、「神」武天皇という名前もうなづける。
平成から令和に切り替わるこの時期、すごいタイムリーに面白いものを発見してしまった。

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