社会で成功する女性が嫌われるのは、普通なんですよ。⇒『LEAN IN(リーン・イン)』

今まで感じなかったけど、

女性が働くのはしんどい。

いや、「感じなかったフリ」をしてきたのかもしれない。

今日ご紹介したいのはFacebook現職COOのシェリル・サンドバーグ著の
『LEAN IN』。日本語で「一歩を踏み出せ」といった意味です。

彼女はFacebook初の女性役員です。

「女性初」はあるのに「男性初」という言葉がないっておかしくない?
そう思っている方には、是非手に取ってもらいたい1冊です。

サンドバーグ女史が社会に出てからFacebookでCOOとして活躍するまでの反省を書いた半エッセイです。


以下心に残ったフレーズをご紹介

唯一の女として行動していると気まずいことも多い。しかしそれは隠されていた問題がひょっこり明らかになる瞬間でもある

 →女性自身でも、疑問に思うことを放棄してしまう事多いですよね

2011年のマッキンゼーレポートにも、男性は可能性を買われて昇進するが、女性は過去の実績で昇進すると書かれている

 →これは大きな発見であり、大きく頷いてしまった。
 
いつも穏やかな私の友人が怒っていたシーンを思い出します。パッとしない新入社員(後輩)が入社したとき、「男は化けるからね」と言われたそうです。
 女性のみで厳しい就職活動を切り抜けてきた我々からしたら、侮辱でしかないんですよね。

成功と好感度は男性の場合には正比例し、女性の場合には反比例するということだ。
女性は他人に気配りを示すものと考えられており、自己の利益を追求したり強く自分をアピールしたりすれば男にも女にも眉を顰められることになりかねない。

 → そんなもんなんですね。じゃあもう、嫌われても気にしないことが必要ですよね。

私たちの文化は、女性の成功の確固たるイメージを見つける必要がある。第一に、男でなくてはいけない。女性は成功したら好かれることを諦めなければならないのかもしれない。

→ これも。

ネゴシエーショング・ウイメンを設立したキャロル・フロリンガーとデボラ・コルブは「良い仕事をしていればきっと誰かが気づいて冠をかぶせてくれると期待する」傾向を「ティアラ・シンドローム」と命名した

→そう、ティアラは待っていたらいつまでも来ない。社会に出て洗礼を受けた瞬間だったわ。

男子学生の質問は答えを求めるものだったことに対し、女子学生質問は許可あるいは助けを求めるものだった。

職場で直言することに多くの女性が不安を感じる理由の一部もこれで説明がつく。本音を言えばチームの和を乱す女だとみなされるのではないか。文句ばかり言う嫌な女だと思われるのではないか。建設的な批判のつもりで行ったことが、単なる愚痴ややっかみと捉えられるのではないか。意見を言おうものなら悪目立ちし、総攻撃を喰らうのではないか…

 → 多くの女性が苦しんでいるのでは?

キャリアはマラソンだと想像してほしい。沿道の観衆は男性ランナーに「頑張れー」と声援を送り続ける。ところが女性ランナーには「そんなに無理するな」「もう十分。最後まで走らなくていいよ」と声を掛けるのである

 →これは本当、私も怒り心頭。この心無い言葉で何度傷ついてきたことか。
「そんなに無理するな」とかいう奴は〇ねばいいのにね。

毎日必死で働いてきていて、あまり「女性だから」「男性だから」と気にしない世のなかになってきているが、よく考えるととても大きな壁が立ちはだかっている。そしてそれに立ち向かうべきだ。そう思わせてくれる一冊でした。

オススメ。