中国人の考え方が2時間でわかる本(PHP研究所) 島崎 晋

本書を読んだきっかけ

華流ドラマや韓流ドラマ、台流ドラマを最近よく見るのですが、特に思うのが
「中国人はとりわけ日本人と見た目が似ている」
なんか韓国人は男性の顔が独特だし、台湾人はどことなく南方系の顔をしている。
そんな姿かたちが我々日本人とよく似ている中国人。
それでも現地に行ってみると文化だけでなく考え方が我々と全く違うことに驚かされます。
本書は、そんな中日の違いを、現地の実体験をもとに2ページ見開き形式で簡潔に紹介してくれている本です。

内容

筆者の島崎氏は中国に50回以上行ったというだけあって、旅行しただけでは得られない「生の声」を本当によく吸い上げていると思います。
「中国人は列に並ばない」「食事は残すのが礼儀」というような極退屈な話ではなく、中国好きな人でも「へぇ~」思える話も多く紹介してくれています。

どの王朝を黄金時代と考えているか?
中国歴代王朝のなかで、華やいだイメージをたたえるのは長く続いた統一王朝である。特に漢と唐である。

現在の日本では断トツで秦ではないでしょうか?(春秋戦国かなぁ?)
前漢(項羽と劉邦)は今や古典となりつつあるし、唐は遣唐使のイメージくらいしかないかも・・?

中国でもっとも人気がある英雄は?
まずほとんどの人が「岳飛」と答えるだろう。
のちに岳飛を主人公とした小説『説岳全伝』が中国で大ヒットし、一躍メジャーになった。

日本人にはなじみの薄い岳飛ですが、大陸では人気があるんですね。
同じように三国志でも、日本で人気のある呂布は中国人にはあまり好かれていないとか聞いたことがあります。歴史の捉え方ひとつで大きな違いがありますよね。

感想・まとめ

他にも、中国人は中華料理しか食べないから海外の外食産業が参入しづらいとか、賄賂は昔からの習慣とか、言われてみたらそうだったかも!と思えるような内容も満載です。

楽しく気楽に読める内容なので、これから中国に旅行に行こうかな~と思う人は、観光の視点が広がって面白い本になるかと思います。

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