【書評】アゴを引けば身体が変わる~腰痛・肩こり・頭痛が消える大人の体育~ (光文社新書) 伊藤和磨

はじめに 「体の歪みに対して解説してくれている本は少ない」

体が歪んでいることは自覚しているけど、どうすれば改善されるか分からない。
整形外科に行っても、湿布を出されるだけで終わってしまう。
特定の箇所(左の背中など)だけコリがひどい。
顎が上がる癖がある。左右の足の長さが違う。
足のタコと魚の目が治らない。体の固さが左右で違う・・・。

以上は私の体の悩みです。
似たような自覚症状を持っている方も少なくないのではないでしょうか。

カラダの歪みの原因と対策を教えてくれる本を探していましたが
なかなか見つかりませんでした。

本書を読んで
「こんな本を探していた!」と思わずうなってしまいました。

内容 「顎、尻、舌、肋骨の有効活用」

本書は顎、尻、舌、肋骨の正しい位置について、
筋肉の付き方を通じて丁寧に解説してくれています。

例えば・・・

顎を出す姿勢はどのように体に悪影響を与えるのか、顎を引くとどう体の負担が軽くなるのか。
2.5cm顎が前に突き出すたびに首に4kgの負担がかかるようです。
手っ取り早く改善できる方法が舌の使い方。上あごにつけるだけで呼吸も花呼吸になり、顎を引きやすくなります。

ほかにも、

猫背が原因で腰痛になりやすいことは有名ですが、そのためにはどうすればよいのか。
ただ気合いで背筋を伸ばすだけではなく、
尻を締める立ち方で自然に背筋を伸ばす方法や、
尻を後ろに突き出す座り方などで改善する方法を紹介してくれています。
足を開いて顎を引くような、殿様座りも有効です。

ろっ骨を左右に動かす正しい腹式呼吸も面白いです。

まとめ「普段の姿勢から体の歪みを改善できる本」

巷に溢れているように”まいにちストレッチをしていれば不調は治りますよ~”みたいな話ではなく、

【普段の姿勢を矯正すること】に重点を置いています。

正しい姿勢について大変腑に落ちる本です。